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ミワクのオリーブ

先週末に突然翻訳のお仕事を頂きました。

すぐにてんぱっちゃう私は友人に誘われていたcrossover21というイベントを急遽キャンセル。何だか熱いけど面白そうなディスカッションで、微妙に熱く【食育】について語ろうかと企んでいたのですが、大人しくおうちにこもることに決めました。

結構、重くて暗い内容のレポートだったので、ひとりどんどん鬱に入っていってたら、大好きな友人がパパダニエルのカヌレを差し入れに登場。10年近く前に一世を風靡した(?)このカヌレ。そして、このカヌレブームを作ったパパダニ。

恥ずかしながら、パパダニのカヌレ初挑戦の私。さすがブームの火付け役だけあっておいしさは健在。外パリ中モチ。バニラもチョコも微妙に食感が違って「へぇ~」って思っちゃいました。

ムッシュダニエルは女の子大好きらしいので、女子はぜひお店に直接行ってみましょう。

そして、夜も「ちょっとおでかけしておいしいものを食べに行こう♪」なんて言ってたのですが、重い翻訳に体力消耗した私はおうちの近くにある岩井食堂へ。

ここってほんとに賛否両論ハッキリ分かれるお店です。シェフの岩井さんは厨房でタバコ吸っちゃうし、お客様無視しちゃうし、お友達が来ると座って話し込んじゃうし、自分の最近の恋話を大声で語っちゃうし…でもここまでやってくれると笑えた!

肝心のお料理はちゃんとおいしかったです。たぶん、何を頼んでも外すことはないお店だと思います。オムレツとか、マグロのカルパッチョとか、ペペロンチーノとか基本を数品オーダーしたのですが普通においしかった。

でも、「これはおいしい!」と思ったものが一品ありました。

【世界で一番おいしいオリーブ】です。

その名の通り、ほんとにおいしかった。

例えば、あるお店でフレンチのコースを頂いて、すべてのお料理が星【★★★☆☆】だとします。次に行ったお店ではほとんどのお料理が星【★★☆☆☆】なんだけど、お魚料理だけがずば抜けておいしく星【★★★★★】でした。そしたら絶対、後者の方が印象に残りますよね。

人間って単純なもので、何かひとつおいしいものが食べれればそのお店では満足してしまうものなんです。もちろんここにも私が大切にする【味・雰囲気・値段】の三位一体が絡んでくるわけですが…。

ということで(どういうこと?)、自家製チーズも、ギロチンビールもおいしかったけど、やっぱりオリーブ。【世界で一番おいしいオリーブ】というネーミングに偽りなし。

で、hanaの岩井食堂の星の数 【★★★☆☆】

サービスの女の子、とっても美人ちゃんですが、せめてチーズの種類は覚えてね♪

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うちなんちゅーのココロ

私には放浪癖があります。

「起業と食のお勉強に行く!」と訳の分からないことを叫びつつ、沖縄に旅立ったのは3年前。叔父が経営する会社にもらわれ、16ヶ月間もプチうちなんちゅー(=オキナワン)生活を営んでしまいました。

もともと夏休みになる度に沖縄県慶良間諸島の阿嘉島という島ににもらわれっ子していたちびっ子時代。当時はおばあが作ってくれるソーキそばも中身汁もゴーヤチャンプルも食べれない。かと言って、お子様ランチの定番であるハンバーグやカレーも沖縄では食べれない。何食べてもおいしくないの。

そう、昔の沖縄ってお料理の要であるお水自体がおいしくなかったのです。

今はねー、浄化施設に力を入れてるからオキナワンフードもかなりおいしくなりました。

そして、オトナになった私の【16ヶ月間沖縄滞在生活】の皮切りは変化する"おきなわスバ(沖縄そば)"めぐり。

私の一番のお気に入りはやっぱり首里そば(しゅりそば)。ここの手打ち麺は絶品です。お出汁も油なんて一切浮いていない。あっさりしたとても上品なお味です。開店と同時に行かないと、車も止められないし、駐車スペース探してる間に一日限定60食が売り切れちゃう。かなりエキサィティングなお店です。

岸本食堂も悪くはないけど、私にはお出汁が甘すぎ。山原そば(やんばるそば)もおいしかったけど、かなりオキナワンな濃いめのお味です。御殿山(うどぅんやま)の雰囲気や木灰そばは大好きだけど、いつもお香が焚いてあってそばの味が半減しちゃう。てだこそばも個人的には好きだけど…斬新すぎ?

そんなワガママな私のオススメお店がもうひとつあります。てんtoてんです。ここの木灰そばが大好き。雰囲気も大好き。ねーねがみんな優しくて大好き。

でも、沖縄そばって究極のスローフード。最近はLOHAS(Lifestyles of Health and Sustainability)なんて言葉もよく耳にしますが、沖縄の食って【健康や地球環境を重視するライフスタイル】だなって改めて思います。

うちなータイム(オキナワンは時間にかなりルーズ)にコトゴトクやられた私はすべてがスローであれとは言わないけど。

たまにはsit back and relax的な時間も大切だと思うのです。

ひかり食堂のてびちそばが食べたくなった今日この頃なのでした。

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エビスっ子

そういえば私にも恵比寿在住、そして恵比寿勤務をしていた時代がありました。

あのちょっとおしゃれで混沌とした雰囲気が大好きで、一気にエビスっ子の道を駆け上ることになりました。

遊びに行くのもエビス。ご飯食べに行くのもえびす。軽く飲みに行くのも恵比寿。「ちょっと足を伸ばしたって代官山あたりまでしか行かないわよ」的オーラを放っていた若かりし頃。

そんな頃によく行っていた焼き鳥のお店で桃太郎というところがありました。おしゃれに焼き鳥を食べさせてくれる「おじさま達はあっちの田吾作でホイスでも飲んでてちょうだい」雰囲気を醸し出すまさに"エビス的"なお店です。

その桃太郎系列のお店が昨年12月にオープンしたと聞いて今更ながらに行ってきました。京 restaurant Ubcraです。

店内に入ってすぐに思ったのが「相変わらずconceptがしっかりしてるわ~」でした。和 restaurant Sacra同様、おしゃれ。女の子が好きそう。そして女の子が集まるところには自然と男の子が集まる。当たり前の定義をしっかりと押さえてます。

そしてその定義を証明するかのごとく、2階のお座敷席では合コンの嵐。雰囲気良しですが、あんなにうるさいと…ねぇ。

肝心のお料理は…もちろん京料理がウリ。でも京料理とは程遠い。やっぱり関東では濃い味が好まれるのか、頼む料理がことごとく甘かったり、きつかったりして何だかぐったりしてしまいました。

私はお店を評価する際に【味・雰囲気・値段】の三位一体を大切にしています。高いお金を払えばおいしいものはいくらでも食べれます。でも"おいしくてリーズナブル"ってなかなか難しいものです。どんなにおいしくてもサービスが悪かったらやだし、サービスが良くてもまずいのはもっとやだ~。

ということでhanaの京 restaurant Ubcraの星の数 【★★☆☆☆】

床照明の上にチョコを置いてたら溶けちゃった(サービスの人が一言「熱くなりますよ」ぐらい言ってくれないと…)ことを差し引いても、やっぱりコンパ向き。

エビスの外食戦争、まだまだ健在なり。

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和のココロ

小さいころから生クリームよりもあんこが大好きだった私。

実家佐世保で唯一の老舗和菓子屋さんである松月堂さんの"けんか独楽"を食べて大きくなりました。

こんな私が異国の地アメリカで和菓子レスな生活を7年間も送っていたなんて。今考えるとありえない話です。

大学4年の夏に突然「就職は日本で!」と決めた理由の77%は私が世界で一番愛する人"稲井アイ子"(祖母:当時74歳)が放った一言でした。

「日本に帰ってきたら和菓子食べ放題よ。」

うきききと嬉々として当時八丁堀に本社があった某通信会社に就職。伊勢屋さんのおばあちゃまと豆大福だけを楽しみに会社に通ってました。

今、お稽古して頂いている私のお茶の先生は鶴屋吉信さんが大好き。季節限定もの好きの私としてはここの"福ハ内"が大好き。

季節限定といえば、どうしても赤福氷が食べてみたくて夏に伊勢まで行ったこともありました。

そして、九段下にある宝来屋本店さんは桜の季節になると靖国神社に出店を出して、桜が咲く期間にしか食べれない桜のお饅頭を販売してるらしい。うー、今年食べ損ねちゃった。

でも、

やっぱり私が好きなのは京都の先斗町駿河屋さんの"ひと口わらび"です。

京都に行くとみよしやさんの"みたらし"も二条若狭屋さんの"家喜芋"も食べたいけど、やっぱり絶対食べたいのはかわいい"ひと口わらび"なのです。

目にも涼しく、お味もおいしい。

やっぱり、日本に帰って来て良かったと祖母アイ子に感謝する孫はなでした。

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スペインのセレぶー

一昨日、イベリコ豚を食しました。

つい最近まで、イベリコ豚はわけ隔てなく全豚が放牧飼育され、ドングリを食べて育っている豚くんたちだと思っていました。

が、しかし、飼育方法がベジョータ、レセボ、ピエンソと3段階に分かれていることが私の中で判明。

ピエンソランクの子達なんて、イベリコ種ってだけでプチ珍重されてますが、実は広い大地を拝むことも出来ず、ドングリのおいしさも知らず買われていってしまう子達なのです。

豚くんの世界も下克上なのだ。

そんな戦いを勝ち抜いてきた豚くんをありがたく頂く幸せ。こんな書き方をするととっても非人道的ではありますが、彼らだっておいしく食べてもらった方が喜んでくれてるはず!

と勝手な妄想を繰り広げつつ、リスペクトしながら「いただきます」。

今回は片腹肉の部分だったのですが、かなり脂がのりのり。

そして、のりのりの脂が大の苦手な私。でもちょっとプロ根性(?)を見せて"ぱくっ"と一口食べてみました。

そしたらなんと!

普通の白豚くんと違ってイベリコ豚くんの脂は味が濃い。そして香りもいい。

「同じ脂でもこんなに違うんだ!」と驚いてみました。

沖縄でアグー豚くんを頂いたときでさえ、こんな感動はなかったのに…やっぱりイベリコ豚にはスペインのセレブの血が流れていました。やられた。

スペインのセレぶーに負けたジャパニーズ一般庶民でした。

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ニクショク獣からの脱出

そういえば私は高校2年生の夏まで完璧な肉食獣でした。

野菜も食べるけど、お肉大好き。肉肉しい日々を送る女子高生稲井華子16歳。

そんな私が親の策略にまんまとのせられた高2の夏。絶好調に楽しかった長崎県立佐世保北高等学校を離れ、ニューヨーク州立シェナンゴバリーハイスクールへ編入するハメになりました。

肉好きとしてはジャンクフードの聖地"アメリカ"は憧れの国。食生活に対する不安なんてもちろんゼロ。

が、しかし…甘かった。

肉、にく、ニク、二区、二句、二九、毎日が肉。「マックに住み込みで働きたい」願望はどこへやら、一気に"肉"に食傷。肉食獣からの脱出を遂げちゃった。

あれから14年…。

野菜好きな私がオススメするお店が四谷三丁目にあります。

女性が気軽におひとりさまできるお店。小皿ダイニングベジバランスです。オーナーのゆり姉が辛口コメントで優しく迎えてくれるので、ベジ好きの人はぜひ行ってみましょう。

小皿ダイニング VegeBalance
〒160-0004
新宿区四谷三丁目4-8 シャンブル戸張201号
TEL/FAX 03(3358)1080

フードスタイリストを肩書きにしてからは肉食獣と草食動物のバランスが取れるようになりました。

【変えられないのは他人と過去、変えられるのは自分と未来】という言葉を聞いて「なるほどね」と軽くうなずく。

肉肉しかった私も大人になったものです。

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すてきなキリン

そういえば先日…

念願のビール造りに初挑戦してきました!

場所は…

横浜にあるキリンビアビレッジ

なんと最寄の駅の名前が【生麦駅】というびっくりぎょうてんな駅名ですが、そういえば【恵比寿駅】だって恵比寿ビール工場の為に作られた駅だもんね。アトレの前に恵比寿様が釣竿背負って鎮座ましましてるもんね。

ちなみに…

エビス瓶ビールのラベルにはラッキーエビスがあるって知ってました?

普通の恵比寿様は鯛を1匹しか背負ってないけど、数百本に1本だけ鯛が2匹いるのです。エビス好きの稲井家(実家福岡)で一度発見したことがあります。

ってそんなことはおいといて。

キリン横浜ビアビレッジでのビール造り体験教室はかなりお勉強になります。

できたての"麦汁"と呼ばれるオートミール風な麦芽をテイスティングできちゃうし。めまいがしそうなほど苦いホップも食べさせてもらえるし。インストラクターのおじいちゃまはかわいいし。作業終了後にお疲れ様一番搾り!も飲ませてもらえるし。公的な力は一切ない修了書だってもらえちゃうし。

でも一番お勉強になったことは…

2年前に発売された【鞠花一番搾り】。"鞠花"ってかわいい鞠のような"ホップ"の別名。

が、しかし、"鞠花"を声に出して呼んでみると、

「マリハナ・・・、マリワナ・・・、マリファナ?」

昨年には【とれたてホップ一番搾り】に改名されちゃったみたいです。

ガンジャの力、恐るべし。

来月16日に手作りビールが届くのですが…

【鞠花一番搾り】復活の期待を胸に乾杯しなくては!と思う今日この頃なのでした。

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本日オープン

"hana"こと、稲井華子30歳、本日から徒然なるままにdiaryを書いてみようと思いました。

現在は"フードスタイリスト"を目指す私。以前はずっと"フードコーディネーター"と名乗っていました。

が、しかしそれではとっても困る誤解が生じることが判明!!

というのも、日本での"フードコーディネーター"の定義が【CMやテレビ撮影の際に使う食べ物を美しく見せる仕事】だからです。私が目指すものはUSでの"フードコーディネーター"の定義で【レストランプロデュース、メニュー作成、フードライターなど食に関する全般を請け負う食の何でも屋】なのです。

だから"フードスタイリスト"という造語を作り、勝手に名乗ることに決めました。そうすると必然的に「は?それって何ですか?」と聞き返されるので、しっぽフリフリしながら自分の定義を説明できるわけです。

兎に角、食に関するすべてが大好き♪

そして、ヘタクソなコラムを書き、完成度の低い料理を作り、訳の分からない食べ物を友人にオススメするまぬけな自分も大好き。私のモットー「まず自分が楽しみ、尚且つ周りの人も楽しませる」を日々実践中です。

人生一度きりだから、「楽しくて仕方がない!」と言える仕事が出来るように頑張ります。

うき。

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