« カリーでバー | トップページ | おつぎはウーさん »

モモとマンゴとマーさんと

先日、友人に連れられて南阿佐ヶ谷の潮州(ちょうしゅう)へ行ってきました。

「食は広州にあり」といわれる広東料理には客家料理、宮廷料理、飲茶料理など様々な料理がありますが、こちらはそんな広東料理の中でもちょっと変わった食材を使う“潮州料理”を食べさせてくれるお店です。

少々、ムツカシイ話をしますと、潮州は古くは福建に属し、今は広東に属しております。そんな潮州の食文化は福建と広東両方の特色を兼ねそろえてるのです。歴代王朝の官史の方々や一般庶民の方々が各地の味を潮州に持ち込んだため、いろいろなものが混ざり合って独特な味が生まれたらしい。

で、

そんな楽しい“庶民的な潮州料理”を食べさせてくれるこちらのお店はオーナーご夫婦と料理人の馬さん(マーさん)の3人でまわしていらっしゃいます。カウンターにテーブル席2つの狭い店内ですが、とってもイキイキとした活気のある店内です。

「並ばないとはゼッタイに入れない」

なんて友人の言葉にオドされて、開店前から並んでしまった小心者の私たち。めでたく一番ノリでした。

優しい奥様に案内されてカウンター席に座り、まずは前菜の冷製レバーをオーダー。これが複雑なお味だけど、独特の香りがあってサワヤカ。【鹵水】という八角や五香粉などいろいろなスパイスが入ったお醤油ベースのタレにつけて調理してあるのですが、かなりワタシ好み。

以前、香港1ヶ月間インチキ食留学をしていた時にはまったこの【鹵水】。香港のレストランに入ってこの文字を見ると、とりあえずオーダーしてました。識別はできるけど、未だ読めないこの漢字。

どなたか【鹵水】の読み方がわかられる方、オシエテクダサイ…。

で、

レバーの他にもガツの炒め物や、ハチノスの炒め物など内臓系をメインにオーダー。オドロキなことにこの“炒め物”達、まったく脂っこくないのです。ガツやハチノスもきちんと下処理がしてあって全然くさくない。絶品の上湯としっかり絡んでスゴイ旨みです。

私たちが内臓好きなのを察してか、奥様が「試作品です。」と持ってきて下さった大腸の炒め物も豆鼓がキイテテ濃厚激ウマ。

馬さんのお仕事スバラシイ。

人気のニラの焼き餃子はご主人が作ってくださったのですが、パリッとした皮の中にニラがたっぷりのちょっと小ぶりな餃子。ニラの割合が豚肉の割合より圧倒的に多いのですが、とってもジューシーでオイシイ。

ピータン入りのお粥にはこれまた絶品の上湯が使われているらしく、あっさりしているけど旨みがギュッ。レタス入りの炒飯はご飯がパラパラ。まったく脂っこくなく、ベタベタしてない。レタスの水分はどこへ行っちゃったのか教えて欲しいモノです。

「潮州料理って調理法は変わっているけど、あっさりした味付けなので日本人にも受け入れられやすい」という事前情報は仕入れていましたが、本当に受け入れまくりのワタシです。

馬さんの鍋振りも、ご主人のてきぱき振りも、奥様の笑顔もスバラシイ。

で、hanaの潮州の星の数 【★★★★☆】

実は…おいしいと評判のマンゴープリンがなくて、“本日オススメ”のモモプリンをオーダーしたのですが、それがオドロキの甘さでした。

モモ好きとしてはあまりの甘さに泣けました。

誠に申し訳ないのですが、次回はデザートを食べるまいと固く心に誓ってみた。

前菜に戻ってミミガーでも食べようっと。


« カリーでバー | トップページ | おつぎはウーさん »

コメント

はなちゃんども。まっちゃん@PICです。

ググってみました。
【鹵水】
ルースイ、とか、ルウ・シュイみたいですね。
http://main.health.msn.co.jp/back/20040811/good/cook/
http://yarunara.pro.tok2.com/setumei10.htm

いつも、興味深く読ませてもらってます。
機会があったら紹介されているお店に行こうと(^^;
ではでは、これからも楽しみにしています。

投稿: まっちゃん | 2005年8月27日 (土) 09時54分

あ、まっちゃんだ!
早速のコメントありがとうございます。

なるほど【鹵水】ってルーシュイ(っぽい?)発音なんですね。
私はググりかたが悪く読み方まで行き着かず。
ホントにアリガトゴザマス。

私もまっちゃんダイアリー楽しみにしております♪

投稿: hana | 2005年8月27日 (土) 12時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99315/5552793

この記事へのトラックバック一覧です: モモとマンゴとマーさんと:

« カリーでバー | トップページ | おつぎはウーさん »