ハゲの湯でひとやすみ
フクオカ食話のつづき…
とも思ったのですが、今回はちょっとヨリミチしてハゲの湯話などさせて頂きます。
「ハゲ?」
一度聞くと忘れられない感じの名前ですが、正しくは平仮名ではげの湯。
熊本県阿蘇郡の小国町にある温泉郷です。
熊本の温泉と言うと黒川温泉がメジャーではありますが、黒川にある名旅館の女将たちが通う秘湯がこのはげの湯だと言われています。
またもや親子3代(祖母・アイ子、母・憲子、娘・華子)で今回は湧蓋山(わいたさん)の麓にあるはげの湯温泉たけの蔵にお邪魔することにしました。
福岡から高速で2時間ほど走って、日田インターで降りると熊本県の南小国町に到着します。
案内役である母憲子の「まずはここのピッツァとパスタを食べてっ」という指南のもとまずは立ち寄り湯…ではなく、立ち寄り食を。
蕎麦街道の中にぽつんとある洋食屋さんレストラン プチトマトにお邪魔しました。
こちらのお店のバックヤードにはご主人自作の石釜があってびっくり。
3月の平日の真昼間だけあってお客様ゼロの店内でちょっとドキドキしましたが、優しい奥さまに案内されてテーブルへ。
ドライバーでないのをいいことにワイン片手に次々とオーダーしてお食事スタートです。
(写真・左)一度は絶滅したと言われる幻の鶏天草大王のスモークハムです。食べ応え十分ですが、ちょっと大味?という感じです。
(写真・中)きのこと自家製ハムを使ったきよらパスタです。見ためが中華っぽいですが、味もイタリアンと言うよりはなんとなく中華より。ほうれん草を練りこんだ自家製パスタとマッチしていてこれはこれで好きです。
(写真・右)ミックスピザをお願いしたのですが、シーフードピザが来てしまいました。でも、石釜パワーでシーフードまでもがおいしくなったような気が…最後まで美味しく頂きました。
この他にもイカ墨のパスタを頂いて、かなりマンプクな親子3代。
ちなみにこちらのワインの価格はびっくりプライスです。奥さまに聞いてみるとほぼ原価でやっていらっしゃるとか。
飲めなかったワインはちゃんと持ち帰ることもできます。
食後にはごぼうのソフトクリームをサービスして下さったのですが、濃厚ミルキーなクリームの中にゴボウの風味がふんわりと鼻に抜けてフシギ体験。
温泉もいいですが、プレ癒しを求める方には奥さまの笑顔がオススメです。
レストラン プチトマト
熊本県阿蘇郡南小国町赤馬場3230-1
TEL: 0967(42)1881
優しい奥さまとご主人にご挨拶して、マンプクなお腹を抱えつつ一路たけの蔵へ。
母憲子の興奮ナビをBGMに外を眺めているとホントにのどかな風景。
「あ、棚田だ~。すごいね~。」
とちょっとテンション上がってきたあたりであっという間にたけの蔵に到着。
「お邪魔しまーす♪」
中に入ると優しい木の香りがふんわり。
天井のどっしりとした梁に見とれていると、奥さまが「古民家を解体した時に回収された古材を使っているんですよ」と教えてくれました。
何だかとっても懐かしい感じの母屋です。
案内して頂いたお部屋ものんびりいい雰囲気ですが棚田を見下ろしながら開放感に浸れる露天風呂がまたいい感じ。
「久々の硫黄の香り~♪」
湯の花がふわりふわりと浮いていているのも風情があってなんともステキです。
さて、お湯からあがって程なくするとあっという間に18時でお食事の時間。
ピッツァとパスタで重いお腹を抱えつつお料理スタートです。
(写真・左)前菜には手長海老や桜豆腐、お造りには湯葉刺しや馬刺しに地鶏のタタキなど山の幸マンサイです。鉢肴も山菜の胡麻和えがでて何とも春らしいお膳です。
(写真・中)外はパリッと中はふんわり、今年初の鮎の塩焼きです。お子さまな私はどうも内臓の食感が苦手なのですが、コースの中にふらりとでてくると「おひさしぶり!」感があり嬉しくなります。
(写真・左)出来たものからどんどん出してくださるので、お料理の順番がいろいろですが今度は揚げ物です。苦味が美味しいふきのとうにたらの芽と春の定番がお目見え。もうこのあたりで腹12分目です。
(写真・左)自分の好きなタイミングでお願いすると温めて頂ける豆乳スープです。優しいお味でひと口頂くとほんわか気分になれます。
(写真・中)メインの地鶏の地獄蒸しです。じっくり蒸されたやわらか地鶏に特製の餡をかけて食べると「ビールもう一杯~」の美味しさですが、さすがにギブアップ状態の親子3代。お願いすると急速マイナス60℃冷凍して頂けるので次の日にお持ち帰りできます。
(写真・左)〆の煮込みラーメンです。ホントにまさかのボリュームですね。
この他にも季節のご飯や香の物はもちろん、写真を撮り忘れた蓋物だったりちょっとした酒の肴だったりと色々と出してくださるのですが、やっぱり遅めのイタリアンランチがガツンとひびいていてしまいせっかく出していただいたお料理をすべて半分以上残してしまいました…本当に申し訳ないです。
板長である息子さんは黒川温泉・山みず木でずっと板場に立っていらっしゃったとのこと。3年ほど前にお邪魔した山みず木のお料理は以前とすっかり変わっていてがっかりした記憶がありますが、たけの蔵のお料理はすごく努力していらっしゃるんだというご様子が伺えます。
せっかくなので朝食もついでにご紹介。
(写真・左)オーソドックスなザ・ジャパニーズ的朝食です。お野菜も朝からたっぷりでウレシイ。
(写真・中)キャベツの地獄蒸しがどーんと運ばれてきました。蒸されることによってキャベツの甘みもひきたちます。
(写真・左)一見、いちごと大根の煮物?という感じですが実はこれ大根ゼリーです。何だかフシギ食感とお味で思わず「?」顔になってしまうかわいいデザート。
朝からまたもやのマンプク加減にもびっくりですが、もっとびっくりなのはこちらの宿泊料金です。
内風呂がついたお部屋で1名16,000円!
「内風呂がなくてもいいわ」という方はなんと13,000円!
深夜番組の間に流れている通販CM的にご紹介してしまいましたが、このお値段でたけの蔵クラスのお宿に泊まることが出来るなんてホントにびっくり。
私がいつも大切にしている【味・雰囲気・値段】のバランスがとてもよくまた感動。
はげの湯温泉 たけの蔵
熊本県阿蘇郡小国町西里3051
TEL: 0967(46)4554
帰りは木の花ガルデンで食材やお花を大量に購入。
ここでまた熊本や大分の地元PR力はすごいなと改めて感じてみました。
そんなこんなで次回フクオカ最終章へ
つづく
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