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アンチトランス

「トランス」

と言うと音楽好きにとっては「アシッド?ゴア?」と反応したくなります。

がしかし、最近やっと日本で話題になってきたのは音楽ではなくてオイル。

トランス脂肪酸(TFA:Trans Fatty Acid)です。

マーガリンやショートニングに代表されますが、水素を添加して分子構造を変化させる油脂類のこと。

悪玉コレステロールを増やして心臓病のリスクを高めたり、体内で代謝されにくい為そのまま蓄積されて免疫力を低下させたりと体にとっては【百害あって一利なし油脂】。

欧米では4年ほど前からにわかに話題になっていたのですが、日本では

「日本人は欧米人ほどマーガリンとかショートニングを使わないから大丈夫よ、きっと」

なんて間違った理由で最近までほとんどマスコミに取り上げらませんでした。

昨年末にNYCがトランス脂肪酸の前面解禁に踏み切ったあたりから「じゃぁ、そろそろいっとく?」的感覚でやっとちょこちょこと話題に上り始めたこのトランス脂肪酸。

5月12日の日経夕刊にばばーんと【トランス脂肪酸『追放』へ動く】の記事が載った時には「ほらほらー、ずっと前から言ってたのにー、真面目に聞いてくれなくてばかばかー」と家族や友人に暴れながらメールを送りつける32歳とは思えない行動までとってしまいました。

今年1月にLAに行った際にも飛び込んでくるのは「NO TRANS FAT」の文字ばかり。

マーガリンやショートニングだけではなく、市販されているクッキー、ケーキ、パンにマフィンにアイスクリーム、はたまたファーストフードやレストランで使われるオイルすべてにトランス脂肪酸が含まれていた為、「今は使ってないから、安心して買ってね、食べてね」というサインを表示しなくてはならなくなったわけです。

USでは食品にNutrition Facts(栄養成分表示)が義務付けられ、Total fat(脂質)、Saturated fat(飽和脂肪酸)、Cholesterol(コレステロール)などが一目瞭然。

2006年1月からはそれに加えて、Trans fat(トランス脂肪酸)の表示もプラス。

一応、消費者が頭で食べることができるシステムが出来上がっています。

日本でも最近は栄養成分表が表示されていたりしますが、それだけでその食品を買う選択ができるとは思えないほどものすごくシンプル。

ちょっと食べてみたい話題のスイーツだって原材料に【植物油脂】だなんて書いてあった日にはびくびくして買えない小心者の私。

結局自宅でせっせと焼き物などしてしまうわけです。

そんな時はカロリエちゃんの登場。

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 「大活躍のワタシです」





昨年末にモニターをお願いされてそのままうちの子になりました。

あまりの大きさにもらわれてきた当初は家族からつらい言葉を投げかけられシンデレラ状態でしたが、最近は一番の愛されキャラ。

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 「香りもおいしい」





シナモンショコラサブレにアーモンドを入れてみました。

シナモンの代わりにジンジャーを入れてジンジャーショコラサブレもおいしい。

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 「オーソドックスでおいしい」





チョコチップクッキーですが、アーモンドプードルをちょっと多めに入れるとさくさく感アップ。チョコレートの代わりにローズマリーを入れても良い感じです。

安心で安全な食材を使って楽しく美味しい食生活を心がける。

これからも基本を忘れずに頑張っていこうと思います。

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そらいろのたね

梅雨入り目前の沖縄とは対照的にぽっかり五月晴れの東京です。

五月晴れって本来は陰暦の五月に由来するもので梅雨の晴れ間を指す言葉なんだそうです。

現在では新暦の五月頃の良く晴れたお天気という意味もあり。

五月病と無縁のワタシにとって【五月】というとやっぱり五月晴れ。

そんな大好きなポカポカお天気の日には大好きなパンのお話などさせて頂きたいと思います。

以前フクオカ話の途中で寄り道した熊本県阿蘇郡小国町のはげの湯。

そういえばそのはげの湯へ行く途中でとってもかわいいパン屋さんを発見したのでした。

そらいろのたねというなんともほんわかとした店名です。

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 「なんだか看板もかわいい♪」





店内に入るとふんわりと焼きたてパンの優しい香りが広がり、なんともシアワセな気持ちになれます。

「鮨屋のカウンター居ぬきで使ってます」的ディスプレイに食好きのココロをくすぐられ。

きちんとお行儀よく並んだパンが何とも愛らしいです。

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 「なかよく整列~」





こちらに寄ったのはたけの蔵さんにてのビッグブレックファースト後だったのですが、ステキな香りに誘われてクリームパン、メロンパン、リンゴのパンなどなど買い込みました。

クリームパンはミニ食パン型に焼かれ、自家製のクリームがたっぷりで一番のお気に入り。

メロンパンにはこちらの代表パンで胡桃やゴマがたっぷり入った【木の実のパン】の生地がベースに使われています。トップのビスケット生地のカリカリと木の実のカリカリがなんとも良いコンビネーションでちょっぴり新食感。

ご主人とちょっとお話させて頂きましたが、作っていらっしゃるパンと同様でふわふわと温かい方でした。

温泉ついでに焼きたてのパンも…至福のヒトトキです。

そらいろのたね
熊本県阿蘇郡小国町西里3223-20
TEL/FAX: 0967(46)3666

そういえばのパンつながりですが、四ツ谷四丁目近くにあったブランジェ浅野屋さんが昨年10月22日に閉店してしまいました。

元地元民としてはかなりショックな出来事。

何だか自由が丘店にも松屋銀座店にもあまり足が向かず意気消沈気味な日々を過ごしておりました。

なんて思っていたら、3月30日にオープンした東京ミッドタウン内に今度はブラッスリーまで構えて浅野屋さん復活です。

最近、お仕事で週に2回はミッドタウンへふらふらと通う私にとっては涙の朗報。

スリジェに桜ボンジュールに大好きな焼きカレーパンなどなど買い込みましたが、中でも東京ミッドタウン限定の軽井沢ブルーベリーは爽やかで目にも美しい。

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 「ブルーベリーたっぷりです~」





内覧会の時にはアランデュカスプロデュースのbeでおしゃれパンを買い込んではみたものの…。

やっぱり私は浅野屋さんラブです。

最近は自分でもパンを作るようになったのですが、生地を触る度にパン職人の方の技術ってホントにすごいんだと改めて感じます。

パンの気持ちがわかるまでちょっと頑張ってみようと思う今日この頃です。

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山菜バンザイ

本日はアイスクリームの日ということですが、アイスに相応しい暑さにびっくりの今日この頃。

ゴールデンウィークもポカポカお天気の東京でしたが、毎年恒例民族大移動の波に乗り切れない私はまた東京にてだらーんと待機しておりました。

GW真っ只中にプチぎっくりを患ったカワイソウな旦那さまをそそのかし、柏餅製作に着手しようとしたトコロに突然のピンポン。

福島からの団体さま【こごみちゃん】がいらっしゃいました。

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  「どうも~」





福島の大好きなお友達、秀人くん&友紀ちゃん夫妻が送ってくれました。

くるんとまるまった形が何とも愛らしいこごみ。

お味もその外見同様、万人に愛されるクセのない山菜です。

「お浸しに天麩羅…」

とうきうきしていると第2弾団体さまがご到着。

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  「はじめまして~」





今度はコシアブラさんがクール便で到着です。

近年、やっとメジャーに昇格を果たしたと思ったコシアブラさんですがその人気は他の追随を許さず、あっという間に山菜の女王なんて呼ばれるほどになりました。

秀人くんは山菜先生で時期になると山に足を運んでは色々な山菜を摘んできて我が家にもおすそ分けしてくれるのです。

そういえば去年も…

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  「去年のワタシです」





いつもお店で色白さんばかりを見ている私はパッと見ても正体がわからなかったのですが、これぞTHE山菜のウドさん。

そしてこちらも…

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  「ワタシも去年お邪魔しました…」





すっとしたフォルムが美しいネマガリタケさんです。

長崎県出身の私にとってメジャーな山菜と言えば蕨ぐらい。

「山菜の時期はやっぱり山に足を運ばないとダメだよ~。」
(友人:秀人くん談)

という先生からのお言葉に「いつか会津にお邪魔しなくては…」と固く心に誓う私です。

山菜つながりのお話をもうひとつ。

昨日、お世話になっている某食サイトの編集長オススメで池袋にあるにいがた田舎家へお邪魔してきました。

「法事で親戚一同が本家に集まりました」的な広いお座敷で頂くバイ貝の酒煮やえご(福岡で言うおきうとと同じもので海藻を煮詰めて溶かし、また冷やし固めたものです)は絶品。

なんと登録商標が取ってあるわっぱめしなども登場するココロもお腹もほっこりできるこちらのお店。

でも、私が一番シアワセを感じたのはこごみ、たらの芽、ウドを盛り合わせた山菜の天麩羅を頂いた瞬間でした。

口に入れると春の香りとほろ苦さがふんわり。

我が家でもあんなに山菜三昧したのにお店に行っても思わず頼みたくなるこのフシギ。

旬の食材を味わえるってホントにウレシイ。

みなさまに感謝感謝の初夏の夜でした。

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