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しふくなヒトトキ

数週間前になりますが、福岡から母憲子が上京しておりました。

私は自分で“食いしん坊”自負しておりますが、母憲子の場合は“食いしん坊”なんてかわいいレベルを超越中。

その食への執着心にはいつも驚き、思わず感心してしまうことも多々あります。

本業ニットデザイナーなのに気づいたら料理研究家の名刺を持ってたり、パーティーなどで自分が作った料理を褒められると「えっ、じゃぁ通販したら売れるかしら…」なんて言い出したりするので娘としてはいつも冷や冷や。

おかげさまで暑い夏も涼しく過ごせてます。

しかし、母憲子のお店を選ぶ嗅覚は長年培われてきただけあってほぼハズレがないんです。

ステキなお店があると準備中の札を無視してお店の扉をがらりと開け「メニュー見せていただけますか」と仕込み中の兄さん方の邪魔をしてしまいます。

そんな母憲子が神楽坂をお散歩していて見つけたお店 懐石 神楽坂しふく

今回は母友数名と共にお野菜たっぷりの旬菜コースを頂いてきました。

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 「トマトマト…」




まずは先付けのフルーツトマト丸焚きです。スライスしたアスパラが添えてあり、目にも鮮やか。とろとろのお出汁と共に頂きます。

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 「ちょっとイタリアンカラーです」




八寸は季節のお野菜たっぷりです。そら豆の端をちょっと落として立たせてあったり、お茄子にもちゃんとたねが射込んであったりとご主人の細かいお仕事が目にも舌にもウレシイ。ちなみに北海道のお友達はヤマモモを口にしてちょっとびっくりしてました。北海道にヤマモモがないという事実に私もびっくり。

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 「お椀の塗りもステキです」




椀盛はうなぎの白焼きを清し汁仕立てにしたものです。白瓜も椀物に使われるのねと納得してしまいました。じゅんさいのつるりん食感も楽しいのですが、うなぎにちょっと臭みがあったのが残念です。

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 「シンプル・イズ・ザ・ベストということで…」




焼き物は伊佐木(イサキ)の塩焼きです。ちょっとすだちを搾っていただきます。焼き加減がちょうど良く皮目もパリパリと香ばしく頂きました。

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 「ちょっとアーティスティックです」




箸休めはなぜか京ざる豆腐。「このタイミングにこの量…」とちょっとテンション下がってしまったのですが、一口頂いてみると大豆の香り豊かでなんともふくよかなお味がします。お塩もかけずにパクパクと見事完食です。

この後にお食事とデザートのシャーベットを頂いたのですが、すっかり写真を撮るのを忘れていました。

美味しいお酒を頂くと大体お食事辺りから写真を撮り忘れるいつものシークエンス。

一生治らない気がします。

ということで、hanaの懐石 神楽坂しふくの星の数 【★★★★☆】

コストパフォーマンスは可もなし不可もなしというところですが、全体的に見るとバランスは良かったと思います。

もうちょっと器にもこだわって頂けると個人的には嬉しかったのですが…でもお若いご主人なりのこだわりなのかなという気もします。

帰りにちょっとだけル・トランブルーに寄って軽くワインを頂きました。

「もう一杯だけ」的なお店がたくさんあるのも神楽坂の魅力でもあり。

以前ちょっとだけ住んでいたのですが、やっぱり大好きな街です。

帰りに五十番の肉まんを買って帰りたくなる。

やっぱり食いしん坊な私です。

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サイアムでマジェスティックナイト

何だか“the 梅雨”的なお天気が続く中、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

すっかりジメジメパワーにやられて、心も体も湿りがち(?)な今日この頃。

「ちょっと辛いものでも食べて梅雨気払い!」

と新丸ビル6Fのサイアム ヘリテイジ(the siam heritage)にお邪魔しました。

こちらのお店の親会社はお値段お手頃タイ料理のファーストフードチェーン“ティーヌーン”を展開していらっしゃるスパイスロードです。

こちらの子会社であるブルーセラドンがサイアム ヘリテイジを始め、玉川高島屋のブルーロータスや新宿高島屋のブルーセラドンなどを展開していらっしゃいます。

今回はブルーセラドンに携わっている方のご招待で伺ったのですが、実は…フランチャイズとか多店舗経営という言葉になぜか心惹かれないワタシ(ごめんなさい)。

サイアム ヘリテイジにも「どうなのかしら…」ぐらいの期待感だったのですが、なんとびっくり、良い意味でのステキな裏切りを受けました。

まず、店内に一歩足を踏み入れるとなんともモダンタイな雰囲気。

もちろんトラディッショナルでウッディな造りではありますが、あちらこちらにちょっとずつスパイスが効いていて全体的にきれいにまとまっています。

お料理は今回コースにプラスしてオススメを頂いたのですが、出てくるお料理すべて納得のお味でした。

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「オードソックスですが軽く炒められてみました」




彩り野菜の炒め物です。シンプルですが、野菜の処理、火の入れ方、塩加減などすべてタイミングが問われるお料理。飾り包丁も美しく、目にも鮮やかです。

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 「ガーリックきいてます~」




空芯菜のガーリック炒めです。メニューにあると頼みたくなるのはどうしてでしょうか…。ガーリックのガツンな感じと唐辛子のほんのりピリリが病みつきな一品です。

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 「こんがり美味しい焼き上がりです~」




薩摩黒豚のあぶり焼きです。タイ特有の甘辛タレにガーリックも加わるという定番の味付けですが、お肉の焼き加減がちょうどよくとってもジューシー。

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 「ちょっとわかりにくいけど…カニです」




カニのカレー炒めです。エスニックではお馴染みのマッドクラブが使われていますがちゃんとタイからやってくるそうです。

その他にもタイと言えばこれ!の生春巻き、トムヤムクン、グリーンカレーにレッドカレーなどなど頂いたのですが、本当にハズレがなくすべて美味しく頂きました。

限りなく本場に近い味ですが、ちょっとだけ日本人好みの味にアレンジがしてあります。

それがお客様の記憶に残り、リピートさせるんですね。

もちろん立地条件の良さもあるとは思いますが、お店はほぼ連日満員というのも納得です。

今まではタイ料理というと新宿のバンタイや六本木のバンコクへ行っていたのですが、

「ちょっとおしゃれに美味しいタイ料理を頂きたい時はここにしよう」

と心に決めてみました。

ちなみにお値段もリーズナブルでオドロキです。

タイレストラン サイアム ヘリテイジ siam heritage
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルヂング6F
TEL: 03-5224-8050

そして先日、同グループがプロデュースするベトナム料理のお店が表参道にオープンしました。

ホーチミンの名門ホテル マジェスティック(hotel majestic)と日本で唯一提携したマジェスティックレストラン(the majestic restaurant)です。

レセプションパーティーにお邪魔したのですが、さすが現地からシェフがいらしてるだけあってこれまた納得のお味でした。

サービスの方もみなさん丁寧で心がほっこりするおもてなしをして頂けます。

こちらのお料理も本場の味を大切にしながら多少日本人好みにアレンジされている印象を受けましたが、洗練されたお料理はスタイリングも美しくスバラシイ。

日本では美味しいベトナム料理店を見つけるのがまだまだ難しく…ベトナム料理大好きな方にはもちろん、ベトナミーズビギナーにもオススメのお店です。

ザ マジェスティック レストラン 表参道(the majestic restaurant omotesando)
東京都港区南青山5-7-17 小笠原会館B1F
TEL: 03-3409-7818

個人的に“パクチー食べたい病”発病中だったので、タイとベトナムを両方満喫できた大満足のひとりアジアンウィークでした。

また次回発病したら駆け込みたいと思います。

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