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ダニエルさんち

気づいてみればあっという間に9月も最終日。

前回に引き続き、時期的にもギリギリセーフということで(?)夏の思い出をもうひとつ書かせて頂きたいと思います。

以前、南青山のバーラジオ(詳しくはあけましてバスキン・ロビンズ参照)にて純子シェフの大事なアシスタントを務めていた歌ちゃん。

実は今年の初めからパリへ修行に出かけておりました。

「7月に一時帰国するから!」という連絡を受けてわくわくで待ち合わせたのが、歌ちゃんのお仕事先 in パリを紹介してくださったダニエル・マルタンシェフのお店、昨年10月に麻布台にオープンしたL'espadon(レスパドン)です。

お店はロシア大使館のお隣の道を入ってすぐですが、ちょっとわかりにくいため歌ちゃんがエントランスの前で待っていてくれました。

久々の再会を喜びつつ、階段をきゃーきゃー言いながら降りつつ、地下の店内へ。

スタイリッシュなデザインにダニエルシェフのビジネスセンスを感じつつ、シンプルなMenu du Jourのコースを頂きました。

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 「また撮る前に食べられました~」




前菜にはリエットをチョイス。歌ちゃんはパテのチョイスだったのでシェア協定を持ちかけて仲良く半分こです。リエットの塩も落ち着いていてこれぞ好い加減。パテはちょっとお塩がきつかったのですが、バゲットと一緒に美味しく頂きました。

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 「ほろほろしてます~」




メインはお肉料理にしてほろほろ鳥のグリエを選びました。ソースもばっちりお味が決められていて、これぞTHE・フレンチ!という感じです。ダニエルシェフが正統派フレンチを継承していらっしゃるのがよくわかります。

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 「三つ巴です~」




デセールは桃のソルベ、クレーム・ブリュレ、フルーツのジュレで爽やかに。クレーム・ブリュレは濃厚ですが、ソルベとジュレがさっぱりなのでちょうどいいバランスです。

食べ終えた頃にダニエルシェフがご挨拶に来てくださいました。

在日期間が長くても日本語シャベレナーイ的な外国人の方もたくさんいらっしゃいますが、ダニエルシェフは語学のセンスばっちり。

ビジネスセンスにも長けていらして、コンサルや料理学校など様々な食のシーンに携わっていらっしゃいます。

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 「とりあえず記念撮影もしてみました~」




ダニエルシェフの正統派フレンチをぜひ…オススメです。

L'espadon(レスパドン)
東京都港区麻布台2-3-20 豊栄ビルB1F
TEL: 03-5114-2893

美味しいお食事と歌ちゃんのプチパリジェンヌ的な雰囲気にすっかりインスパイアされて沸々と湧き上がる【行きたい…パヒィ…】願望。

しかし、若かりし頃のように「オヴァ~」と海外逃亡する訳にはいかない年齢になってきた今日この頃。

レスパドンやバーラジオにお邪魔してこの海外逃亡欲を満たしたいと思います。

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師匠と鱧とみずの実と

先日、私が和食の師匠と仰ぐ割烹 万作さんちにお邪魔してきました。

先日といっても7月のコトなので、秋真っ只中の今日この頃にそこまで話をさかのぼるなんて季節感ゼロな相変わらずのインチキフードスタイリスト。

でも、でも、折角の夏の思い出…ちょっと書かせて頂きたいと思います。

さて、四ツ谷のものすごくわかりにくい通りに位置する万作さんち。

今年めでたく25周年を迎えられて、未だ尚各界の偉い方々が夜な夜な集うお店でもあります。

文春文庫から出版されている鬼平舌づつみのお料理も手がけていらしたりして。

お仕事はホントに素晴らしいのですが、なぜか料理人の方特有の殺伐とした雰囲気は一切感じられずいつも朗らか。

なんともフシギな万作さんなのです。

そんな万作さんにお願いして初夏に美味しい(美味しかった?)お料理を頂いてきました。

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 「とろりんでつるりんです~」




通しものの自家製胡麻豆腐です。つるりんと喉越し良く、胡麻の風味もふんわりと鼻に抜けます。若芽素麺のさっぱり感も夏にぴったり。

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「軽く盛られました~」




前菜は旬肴五種盛です。万代豆腐に始まり、オクラの山葵醤油漬け、合鴨ロースの燻製、新生姜もろみ添え、磯つぶ貝の旨煮、ちょっと隠れて海老の黄味寿司です。ちょっとずついろいろなモノが食べれるこのシアワセ。

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「ひょうたん型のお皿って洗いにくい…」




造り身は烏賊に細魚に赤貝です。私好みに〆てくださったり、ちょっとずつお仕事がしてあったので美味しく頂けました。

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「実は…鱧です」




鉢肴は鱧の松蒸しと茄子の阿蘭陀煮です。毎年鱧を食べに京都へ行きたいぐらいの鱧好きですが個人的には鱧落とし専門なので、こんな食べ方は初めてでした。さっぱりの鱧が味わい深く変身する一品。

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「ちょっと隠れてるけど2種類です~」




幽庵焼きと西京焼きですが、お魚は鰆と伊佐木だったような…。ちなみに幽庵焼きとは醤油、酒、味醂などに柚子を加えた幽庵地と呼ばれる調味料にお魚を漬け込んで焼き上げたモノです。柚子がふんわりと香ります。

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「ほんのりオレンジな感じ~」




逸品はほっき貝を軽く湯びいたものを酢味噌で頂きます。これまたさっぱりでウレシイ。

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「また登場です~」




飯物は鱧寿司です。鱧って鱧しゃぶとか落としだけじゃないんだな…って改めて一人納得。押しも良い加減で〆にぴったりです。

本日の甘味は私の大好きな桃だったのですが、なぜかその場では出してもらえず「お土産に」と丸ごと1個もらってしまいました。

なんともお茶目な万作さんのお人柄をまずは見学に…オススメです。

割烹 万作
東京都新宿区若葉1-9-16 若一田中ビルB1F
TEL: 03-3358-6546

鯛焼きで有名なわかばさんのすぐ近く。

電話で事前にコース予約されることをオススメします。

そういえば、先日(これはホントに先週)伺った時にみずの実なるものを食べさせてもらいました。

山菜であるみずの肉芽(むかご)の部分で数珠繋ぎになっているのがなんとも愛らしい。

今、万作さんちに伺うともれなく食べさせてもらえる(はず)です。

まだまだ知らない食材が盛りだくさんのこの世の中。

師匠にくっついてずっとお勉強していきたいと思います。

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Bar Radio in 南青山

本日はお知らせをひとつ。

以前、私が料理アシスタントとしてお世話になっていた南青山の3rd Radio。
(詳しくはあけましてバスキン・ロビンズ参照)

「お客様はお店を選び、そして、お店もお客様を選ぶ」をモットーとされるオーナー尾崎さんのご意向でサイトが今までなかったのです。

が、しかし、今年に入ってめでたくステキなサイトができました。

バー・ラジオ 
http://www.bar-radio.com/index.html

1st Radioに続く、2nd Radioの閉店に伴い、3rd Radioも新たにBar Radioと名前を変えて再出発。

尾崎さんの美しい世界が広がるBar Radio同様、ソフィスティケイトされたサイトです。

アートのようなカクテルと窪田純子シェフの優しいフレンチも素晴らしい。

食欲の秋もいいけど、芸術の秋もね。

早速、Bar Radioに足を運んでみようと思う今日この頃でした。

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ひらすって…

気づいてみればあっという間にもう9月。

夏は何処へ…と思ってみたのですが、よくよく考えてみれば10日ほどがっつり夏休みをとって実家福岡に帰っていたのでした。

よく食べ、よく飲み、家族や親戚、地元の友人と過ごす楽しいヒトトキ。

今回は生まれてから16年間を過ごした長崎県佐世保市にもちょこっと足を伸ばしました。

最近の佐世保バーガーブームですっかりハンバーガー伝来の地として定着。

ちょっとゴブサタしている間にバーガーショップの数が以上に増殖しておりました。

お盆休みにて途中から合流の旦那さまを従えて

「とりあえずはひかりに行かねば」

と老舗バーガーショップに足を運ぶも長蛇の列。

ブルースカイは夜7時半のオープンだし…」

そんな時、従兄弟の言葉をふと思い出す。

ミサロッソもおいしかったよ」

なんと、私が以前住んでいた場所から歩いて5分の場所にあった魚屋さんがバーガーショップになっていたのでした。

パパ(ホントの父です)に案内してもらって一路ミサロッソへ。

行列ゼロだったので早速オーダーしたら

「20分ほどお時間かかりますので、お車のナンバー教えてくださいね。出来次第お車までお持ちしますので。」

とのこと。

さすが米軍基地の町…アメリカちっくに車社会だということを再認識してしまいました。

30分ほどプチ市内観光をして戻ってくると巨大なベーコンエッグバーガーが「ちょっと遅かったね」的オーラを放ちながらお出迎え。

バンズは軽くグリルしてあって、ふわふわさくさく。

パティはもちろん分厚く、ベーコンも卵もバンズから溢れんばかりです。

ひと口ほおばると肉汁が口いっぱいに広がり、他の具材とソースのバランスもスバラシイ。

一緒にオーダーしたポテトもフレンチフライというよりはザ・ポテトフライという感じでどっしり重い。

中がほっこり外はさっくりで何だか嬉しくなるお味でした。

福岡に戻る前にちゃんぽん食べたりお土産のぽるとを買ったり。

ちなみにちゃんぽんは佐世保市役所裏にある状元楼がオススメです。

俗に言われるB級グルメ(個人的にはA級です)を満喫した1泊2日の佐世保旅行でした。

ちなみに従兄弟邸で毎年お盆に開かれる親戚・友達一同のBBQ大会にも参加。

肉厚ステーキだったり、お魚だったり、厚揚げだったり、餃子だったり焼けるものは何でも焼いちゃえ的な雰囲気がただただ懐かしい。

旦那さまが東京生まれの東京育ちということでみんなから

「こっちのステーキもこのリブも…、あ、この厚揚げもおいしかよ、あとは…ひらすば食べんね」

とにかく勧められまくっていたのですが、どうもコミュニケーションがうまくいかないようで

「魚みたいなんだけどひらすって何?」

とぼそっと聞かれました。

「ひらすって…ひらすじゃないの?あのすずきの親戚みたいな…」

みんなに聞いても

「ひらすはひらすやろ。」

で終了。

後から調べてみると私たちが言うひらすは関東で言うひらまさのことでした。

またひとつ賢くなってしまった32歳の夏。

今度だれかにこっそり教えてあげようと思います。

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