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もっとキプロス

先週末に知り合いの方からのリクエストでブラジル料理のケータリングをしました。

「張り切って写真撮らなくちゃ…」

「そういえばブログ放置してるし…」

と思っていたら、さすがにそんな暇はなく、バタバタのうちに気づいたらデザートに突入しておりました。

「みなさんが写真を撮ってくださってたよね…」

「じゃ、あとでお願いして送ってもらおう…」

と相変わらずののほほん振りですが、そんなこんなで今日はカイークパスタの回で書き忘れたキプロス菓子の続きなど書かせて頂きたいと思います。

さて、かわいいキプロスのお菓子たちですが中には「ちょっとこれって…」と思えるものもありします。

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 「私がその“これって…”です」




ラマダン(断食月)の際のデザートとしてポピュラーなグーラッチ(Gulac)というこのお菓子。作り方はというとまずスターチで出来ている乾燥させたペーパー状のシートをローズウォータ入りの水でもどします。そのシートの中にクラッシュアーモンドを入れてキレイに折りたたみ、トレイにどんどん並べます。そこに熱々のシロップ流し込み、ちょっと蒸らして出来上がり。

作り方を聞くと「なるほど」で見た目もちょっとかわいい。

でも、アジア人の私が食べるとどうしてもものすごく甘い生春巻きを連想してしまうのです。

毎回、これを勧められるのですが結局お近づきになれませんでした。

しかし、キプロスの人々にとってはとっても由緒正しいお菓子なんだと思います。

Pict0435

 

 「由緒正しさでは負けません」




こちらは果物やナッツをシロップ漬けにしたものでマクゥン(Macun)と呼ばれています。とにかくバリエーションがすごくて胡桃に始まり、マルメロ(Quince)に茄子、無花果にアセロラともう漬け放題。

これまた私からすると頭痛が起きそうなほどの甘さですが、実は高価で貴重なマクゥンです。

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 「そしてスジュクと申します」







これまたキプロスの人々の大好物でスジュクと呼ばれています。アーモンドを糸で数珠繋ぎにしてそれを吊るし、その上から葡萄のジュースを流し、また乾いては流しとちょっと気が遠くなるほど手のかかるお菓子です。

ナッツと葡萄の国ならではの不思議なお菓子ですが、そのお味も食感も摩訶不思議。

キプロスの由緒正しいお菓子たちを「ちょっとこれって…」だとか「お近づきになれない」だなんて言ってますが、日本の由緒正しい和菓子たちも外国人の方にとっては馴染めないもの。

以前、友達に落雁(らくがん)をプレゼントしたら置物だと思われて1年ぐらい放置してあったし。

お菓子をワールドワイドな言語にしたいなと願う私は

「まずは身近な人から…」

と嫌がる旦那さまやお友達に異国の食べ物をオファーし続けたりします。

不思議なモノをいつも食べてくれる大好きなみんなに感謝感謝の今日この頃なのでした。


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コメント

お久しぶりです!
中近東とかこのあたりでは、乾燥フルーツ類が、色々な形で加工されて食べられていますよね。
日本人には、なかなか想像しにくいものも多くて面白いです。

で、お知らせで恐縮ですが、11月23日(祝)に、日本アセアンセンターでASEAN商品講座と称して食品などの紹介イベントをおこないます。
私が現地で買い集めたものなども食べてもらおうと思っていますので、お時間ございましたら是非!!
http://www.asean.or.jp/trade/event/2007/fb07/fb071123event.html

投稿: アジア光俊 | 2007年11月15日 (木) 08時07分

お久しぶりです~♪
ホントにフルーツって色々な形に加工されますよね…。
単純な私は毎回驚いています(笑。

そして、ASEANでイベント開かれるのですね!
当日はちょっと仕事の予定ですが、早く終わればぜひぜひ。
頑張ってくださいね~!

投稿: hana | 2007年11月15日 (木) 17時49分

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