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かね正 in 京都

「関西風の鰻が食べたい」

ということで京都最終日のランチには祇園にあるかね正さんへ伺いました。

こちらは祇園郵便局隣の細い路地を入った場所にありちょっと分かりにくい立地。

でも、お昼時には行列が出来てしまうという人気店です。

そもそも、関東風と関西風の鰻の違いは何?という話ですが、

関東は鰻を背開き→頭を取ってから一度素焼き→それを蒸して→タレをつけてまた焼く

関西はまず腹開き→頭を付けたまま素焼き→すぐにタレをつけて焼く

と開き方も調理法も異なるもの。

開き方に関しては諸説ありますが、関東では腹側から割く事が江戸の武士の【切腹】を意味し、縁起が悪いという事で背開きになった訳ですが、関西では商人文化が色濃く【腹を割って話す】事が良いとされてきたので腹開きなどと言われています。

「九州ではどうだったっけ?」

と考えてみましたが、長崎・佐世保にて幼少の頃食べた鰻重には必ず鰻がご飯の間にも挟まれていた(関西で言う「まむし」ですね)し、サクッとした食感が記憶に残っているのでやっぱり関西風なのかなと思います。

福岡に引越してからは柳川のせいろ蒸しを食べる機会が多く、東京ではもちろんさっぱりふんわりの関東スタイルなので、すっかりあのサクッと感を忘れていました。

前置きがすっかり長くなりましたが、そんなこんなの「あのサクッと感アゲイン」を体験すべくかね正さんにお邪魔した訳です。

カウンターに座ってうな重と錦糸玉子がたっぷりとのったきんし丼をオーダー。

ご主人のうなぎの焼き方やお兄さんの錦糸玉子の焼き方を拝見しながらのんびりと待つこと20分。

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お重の蓋を開けると湯気と共に何とも言えない美味しい香りが広がります。
ボリュームたっぷりの鰻にびっくり。

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すごい量の錦糸玉子にすっかり鰻が隠れていますが、サクッと感は失われず。
でも、錦糸玉子の迫力に押されてしまうので「私もうな重にすればよかった」と軽く後悔。

ということでhanaの勝手に鰻料理 かね正の星の数 【★★★★☆】

お値段もうな重1,800円にきんし丼1,000円とリーズナブルでこれまたびっくり。

次回は夜に来て、肝焼きと一緒にちょっと一杯…正しい鰻の楽しみ方です。

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鰻料理 かね正
京都市東山区谷本大路通四条上ル常盤町(祗園郵便局北側路地入る)
TEL: 075-532-5830

食べてばっかりという訳でもなく、清水寺で外国人観光客の皆さんの波に飲み込まれたり、銀閣寺で良い苔と悪い苔のお勉強をしたり、高桐院で初夏の風を楽しんだりと観光も楽しんでみた京都駆け足の旅。

でも、先斗町漫ろ歩いて駿河屋さんのひと口わらびを久しぶりに食べた感動が一番大きかったりもします。

食欲の秋にまた新幹線に飛び乗ろうかと目論む今日この頃なのでした。


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