« 岩さき in 京都 | トップページ | かね正 in 京都 »

八重 in 京都

ふと気づいてみれば京都最後の夜。

「おばんざいが食べたいからめなみさんには行かなくちゃ…」

と出発前から思っていたのですが、タイミング良く「肩肘張らない雰囲気で美味しい京料理を頂けるお店があるよ」との情報をキャッチ。

しっかり予約を入れて、河原町三条にある一品料理 八重さんに伺いました。

お店は三条通沿いにある細い路地を入った場所にあり、知らないと入れない一見さんお断り的な香りが漂います。

でも、重い暖簾を分け入って、がらりと引き戸を開けるとそこには何とも優しそうなお母さんを発見。

「女性だけで切り盛りしてると怖い目に合う事もあると思って、店構えだけはしっかりさせたんですよ」

と流れるような京都弁で柔らかくお話されるお母さんにホッと一安心。

1階の店内はカウンター8席ですが、私たちの2席を残すのみであとは満席。

隣の方ともかなり近い距離で最初はドキドキでしたが、みなさん地元の方で優しく接してくださるのがまた嬉しいところ。

「若い人が来てくださって嬉しいわ」

何ていうお言葉を頂いて、うきうきにておまかせのお料理を頂きました。

Yae_01_edited

まずは前菜に彩が美しいお野菜とサーモンマリネです。
突然の“洋”な感じに最初は驚きましたが、胡瓜のスライスでサーモンやイクラをくるくると巻いていただきます。

Yae_02_edited

お造りにはもちろん鱧落としも登場。
前出の蛸八さんの梅肉と比べるとこちらはかなり甘めの梅びしおです。

Yae_03_edited

賀茂茄子の田楽はじっくりと揚げられたトロトロのお茄子と田楽味噌の上品な甘さが嬉しい一品。

Yae_04_edited

椀物も鱧ならお凌ぎも鱧寿司ととにかく鱧尽くし。
京都2日目にして、「鱧食べたい」欲望はすっかり満たされてしまいました。

Yae_05_edited

揚げ物は万願寺唐辛子に海老のすり身を鋳込んだ一品。
山椒とお塩を程よくブレンドしていただきます。

軟弱な私はもうこの辺でギブアップしたのですが、まだまだ鮎の塩焼きや茶蕎麦が続き、旦那さまにめでたく完食して頂きました。

お腹いっぱいオーラを出している私を見て、鮎の骨を外して食べやすくしてくれたり、茶蕎麦の量を調節してくれたりと最後まで細やかなお母さんのお心遣いに感動です。

ということで、hanaの一品料理 八重の星の数 【★★★★☆】

デザートには水菓子をいただいたのですが、

「これは女性だけに特別ね」

と寛永堂さんの大納言 清澄をキュッと手渡し。

女性の手は暖かいから料理人には向いていないなんてよく言われますが、お母さんのこの手の温もりが愛情というスパイスに変わってお料理を美味しくしてるんだなぁなんてぼんやり考えてしまいました。

Yae_07_edited

一品料理 八重
京都市中京区三条通河原町東入ル
TEL: 075-256-5501

ビールもお酒もたくさんいただいたのにお会計は2人で1万円からお釣りが来ました。

「お母さん、こんなにサービスして大丈夫なのかしら…」

と要らない心配をしながら、京都最終日へと

つづく


« 岩さき in 京都 | トップページ | かね正 in 京都 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/99315/42670607

この記事へのトラックバック一覧です: 八重 in 京都:

« 岩さき in 京都 | トップページ | かね正 in 京都 »