桃の木でパワフルランチ

そういえば先月、母憲子が遊びにきておりました。

夏の海外逃亡の前にゆーたんに会いに来た訳ですが、ほぼ連日お友達とのお食事会で遊び歩き。

でも、孫はやっぱりかわいいらしく、祖母の片鱗をみせておりました。

とか言って、ばぁばと呼ばれると激怒するので困ったものです。

そんな母憲子に連れられて、先日はゆーたんを旦那さまに預けて久々のランチお出かけをしてきました。

場所は三田にある桃の木さんです。

母憲子お気に入りの一軒ですが、駅からちょっと遠い桃の木さん。

おまかせの4,000円のランチコースをお願いしていましたが、母憲子が色々とわがままを言うので結局おまかせじゃない感じになりつつのスタートです。

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まずはビールのお供に松の実のキャラメリーゼシナモン風味です。

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っと、母乳育児中の娘は母のビールを横目で見ながらお茶で乾杯。

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前菜3品のうちの1品目は砂肝さんです。
たっぷりのお葱と共に頂く麻(マー)と辣(ラー)のバランスがステキな一品。

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2品目はピータンの甘酢ソースです。
揚げたピータンを食べるのは初めてでびっくり。

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ベビちゃん帆立とコーンの炒め物です。
これまたビールのお供に!的な濃い目の味付けです。

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針生姜とのバランスが嬉しいお馴染みの上海小籠包です。
小籠包の食べ方は中々のものだと自負していますが、2個が仲良くくっついており初の惨敗を記しました…残念。

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かなりインパクト強しな鎮江黒酢の酢豚さん。
深みのある黒酢のソースには煮詰めにどれだけ時間がかかっているんだろう…とつい考えてしまいます。

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黒酢ソースを思う存分堪能したくて追加でお願いした蒸しパンです。
蒸しパンとソースのコンビネーションは料理というより、まさしくスイーツ。

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隣のテーブルの方が食べていらしたのをみて母憲子が「あれが食べたい~」とリクエストした一品です。
お店の方に「辛いですよ」と厳重注意された四川風の…お料理の名前ど忘れしましたが豚肉と台湾青菜の煮込み料理です。

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美味しいスープと共にやってきた麺を豚肉と青菜の煮込み料理に投入。
下がピリピリの「辣(ラー)」の辛さよりも痺れる「麻(マー)」の辛さに大汗をかきながらいただきました。

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辛いものを食べたあとの救世主マンゴープリンはとろける美味しさです。

何を食べても美味しいと素直に思える桃の木さん。

「中華料理」とも「ヌーベルシノワ」ともちょっと違う「桃の木」ジャンルはおすすめです。

御田町 桃の木
〒108-0073
東京都港区三田2-17-29 オーロラ三田105
TEL:03-5443-1309

久々のお出かけランチに大満足の本日。

おごちそうさまでした。

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続:ちょっと四川

さて、前回のちょっと四川から"つづく"と言いつつ、2週間越えを記録してしまった今日この頃。

折角なのでちょっとつづかせて頂きたいと思います。

そんなこんなで私好みの四川なお店というお話。

板橋にある不思議な外観のお店で蜃気楼さんといいます。

かなりの人気店なので言わずと知れた感もありますが、一種独特な空間で頂く絶品四川とご主人のお人柄が絶妙なバランスを醸し出す大好きなお店です。

カウンター6席、小上がり4席の狭い店内であっという間に満員になってしまうこちらのお店。

お鮨屋さんだった場所を居抜きで使っていらっしゃるのか目の前にはガラスのショーケースが置いてあり、その奥に卓上コンロがぽつんと置いてあります。

「中華の命は火力じゃないんだ…」

と目からウロコの発見もあり。

カウンターに座ってまずはエビスビールをオーダー。

クラゲ、ミミガー(豚耳)の煮こごり、叉焼の前菜三種とともにいただきます。

と思ったら、クラゲの形状がとてもフシギ。

ものすごく肉厚な白きくらげといった感じです。

ご主人に伺ったら「あ、これは頭の部分ですよ」とのこと。

コリコリというより、サクサクとしていて「こんなクラゲもあったんだ」と思わせる新食感な一品です。

続く煮こごりも叉焼もご主人の丁寧なお仕事が伝わってきます。

「あ、ものすごく好きな感じのお料理だ」

と嬉しくなって、ご主人にオススメ頂いた小龍包、麻婆豆腐、坦々麺などをちょこちょことオーダー。

何を頂いても今まで食べてきた四川料理とは一味も二味も違うんです。

ご主人に伺ったところ、積極的に現地に足を運んで色々なものを食べ、その中で美味しいと思った料理の良い部分だけを取り入れてアレンジされるらしく。

「だから、うちは本場の味100%ではないんですよ」

とおっしゃるご主人にナルホド納得。

でも、成都(せいと)風坦々麺はこちらでしか頂けない一品ではと思います。

さんちで頂いた坦々麺とはまた似て非なるもので、花椒(ホアジャオ)の香りがまた違うんです。

「こっちの方が香りがいいよ、はい」

とガラスのビンに入れられた各種花椒の香りを嗅がせてもらってお勉強。

「花椒ってこんなに種類があるんだ…」

と思っていたら、今度は紹興酒のお話にシフト。

こちらの紹興酒がまたとてもいいんです。

ご主人が独自にブレンドして出してくださる甕だし紹興酒。

現地から持ってきた紹興酒を年代別に分けて色々とブレンドして出してくださいます。

まろやかではありますが、結構甘さも強いので甘いお酒が苦手な私は1杯で満足。

でも、紹興酒好きの友人曰く、「とまらない」らしいです。

というわけでhanaの蜃気楼の星の数 【★★★★★】

ご主人に感謝感謝の★5つ!です。

「一人分しかないけど分けて食べてね」

と出して頂いた杏仁豆腐。

中華料理の最後に出てくる杏仁豆腐とは全く違った濃厚ブラマンジェアーモンド風味。

本当に研究熱心でいらっしゃるのねと友人と感動。

授業料を払わなくちゃいけないのでは…と心配するほど、四川だけにとどまらないアジア料理の色々なことを教えて頂きました。

お腹もココロも頭も満足な夜。

しかし、北東京には蜃気楼だったり、楊だったり、栄児(ロンアール)家庭料理だったりと評判の四川のお店が多いことに今更ながらに気づいてみました。

もうちょっとぴりりの四川料理にはまってみようと思います。

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ちょっと四川

最近はおウチごはんにはまりまくりの今日この頃。

でも、昨年から地味に続いているマイおソトごはんブームがあります。

中華の中でもぴりり感がウレシイ四川料理です。

もともと辛いもの大好き!だったのですが、某食サイトの編集長に教えて頂いた十条のという中国家庭料理のお店がきっかけでちょこちょこと四川料理探索に出かけたりします

「絶対、坦々麺食べてね」

と言われて、楊デビューを迎えたのは8ヶ月ほど前。

お友達を誘い十条本店ではなく池袋店の方へ出かけたわけですが、場所がわからずに迷いに迷ってランチ終了時刻である13:30にギリギリ入店。

恐る恐る「た、坦々麺、まだ食べれますか…」とお姉さんに聞いてみると快くOKサインを頂きました。

「辛さはどうしますか」と聞かれてとりあえず「普通で…」とお願いして待つこと15分。

運ばれてきたお皿を覗き込むと麺の上にはたっぷり挽肉とこれでもかのピーナッツ攻撃。

花椒(ホアジャオ:山椒)の香り高い本土バージョンの坦々麺でした。

実は汁なし坦々麺なるものを食べるのが初めてな私。

ぐるぐる混ぜて食べてみると花椒の香りが鼻にふんわりと抜けかなりクセになる味。

でも、"パスタはアルデンテ!ラーメンはバリかたで!"派としましてはコシとは無縁のもちもち麺に飽きてしまい結局半分でギブ。

それからは「坦々麺の単品食べは避けよう…」と固く心に誓い、今度は総勢7名でこれまた池袋にオープンした楊3号店へ伺いました。

とりあえずみんなで食べれば大丈夫と前菜には大好きな豚耳の和え物、豚の胃袋の和え物、牛ハチノスの和え物などモツ系の和え物を片っ端からオーダー。

続いて、四川麻婆豆腐、空心菜炒め、トマトと卵炒め、水餃子に焼き餃子に小龍包などなど…ついでに火鍋までオーダーして大宴会スタートです。

青島ビールを頂きながら、豚耳のコリコリとキュウリのシャキシャキ感を楽しむ…至福のヒトトキ。豚の胃袋もハチノスもぴり辛さっぱりで期待を裏切らないお味です。

水餃子はスープに入ってくるのかと思いきや、茹であげられた状態で登場。もちもちの皮をひと口かじると肉汁があふれ出し、小龍包かと思うほどのジューシーさ。

楽しみにしていた四川麻婆豆腐はたっぷりのオイルと花椒の香りに包まれてやってきました。

見るからに辛そうですが、麻(マー:花椒の痺れる辛さ)と辣(ラー:唐辛子のぴりぴりとした辛さ)のバランスがとてもよくあっというまにみんなで完食。

ということで、突然ですがhanaの中国家庭料理 楊の星の数 【★★★★☆】

オーナーの楊さんもとても優しい方であまり四川慣れしていない私にとってはウレシイお店です。

大勢でいろいろなお料理を食べれて大満足。

が、しかし…

もっと私好みの四川なお店を見つけました。

ということで、また四川な話が

つづく

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おつぎはウーさん

実は中華料理があんまりトクイではないワタシ。あんなに熱く馬さんのことを語ってたくせに。

でも、トクイでない理由は脂っこいものがスゴイ量でどーんとでてくるから。それがあまり好きではないのです。間違って少人数で中華なんて食べた日には、ダイスキな上海焼きそばを食べる前に満腹中枢がシゲキされてすぐにギブ。

おいしいものをちょこっとずつ食べたいので、ヌーベルシノワ系に浮気などしてみるのですが、コジャレた中華なんてあまりおいしいものでもなかったりして。

でも、前出の馬さんの潮州料理のおいしさにカンゲキのワタシは近場にもおいしいチャイニーズを!ということで、最近よく名前を聞く呉さん(うーさん)の厨房に行ってきました。

お店は新宿御苑前の駅から程なく近い場所にあります。お店の雰囲気はニギヤカな居酒屋ちっく。料理人兼オーナーの呉さんが台湾料理とオリジナル創作料理を作ってくださるみたいです。

台湾に何度となく足を運んでいるワタシは台湾料理大好き。鼎泰豊(ディンタイフォン)本店の小籠包ダイスキ。士林余市の屋台料理ダイスキ。臭いお豆腐だって食べちゃうわよぐらいのイキオイです。

お店に入ったのは結構早い時間だったのですが、土曜日ということもあって10卓あるテーブルが半分ほど埋まっていました。「やっぱり人気店なんだわ」と思いつつ、席に着くとサービスのお姉さんに「混雑時は2時間制になっております」と最初からクギをさされ…さすが人気店。

早速いろいろ食べてみようということになり、まずは前菜にピータン豆腐やシジミのニンニク醤油漬けをオーダー。うーん、可もなし、不可もなし。

そして、焼き餃子とガツの炒め物をオーダー。うーん、可もなし、不可もなし。

ちょっとヤルキをなくしつつ、最後にお粥をオーダー。うーん、しょっぱい。

台湾料理って全体的に濃い味付けなのですが、お粥まで濃いとちょっと悲しい。お値段はとってもリーズナブルですが、やっぱり【味・雰囲気・値段】のバランスってむずかしい。

で、hanaの呉さんの厨房の星の数 【★★★☆☆】

お客様の印象に残るような料理ってなかなか作れないものなんだと改めてナットク。でも、お粥を食べ終わる頃にお店は満席御礼。スゴイです。

そういえばずいぶん前に四ツ谷の済南賓館(ちーなんひんかん)というステキなお料理を出してくれるお店に食道楽で呑み道楽の稲井憲子(母:58才)に連れて行かれたことがあります。

「近場においしいチャイニーズあったじゃん!」と気づいてはみたものの、私の現在の経済力では普段使いのお店には当てはまらず。ううう。

「やっぱりウワキはやめておこう」と馬さんのガツ一本で行くことを決めた初秋の夜でした。

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モモとマンゴとマーさんと

先日、友人に連れられて南阿佐ヶ谷の潮州(ちょうしゅう)へ行ってきました。

「食は広州にあり」といわれる広東料理には客家料理、宮廷料理、飲茶料理など様々な料理がありますが、こちらはそんな広東料理の中でもちょっと変わった食材を使う“潮州料理”を食べさせてくれるお店です。

少々、ムツカシイ話をしますと、潮州は古くは福建に属し、今は広東に属しております。そんな潮州の食文化は福建と広東両方の特色を兼ねそろえてるのです。歴代王朝の官史の方々や一般庶民の方々が各地の味を潮州に持ち込んだため、いろいろなものが混ざり合って独特な味が生まれたらしい。

で、

そんな楽しい“庶民的な潮州料理”を食べさせてくれるこちらのお店はオーナーご夫婦と料理人の馬さん(マーさん)の3人でまわしていらっしゃいます。カウンターにテーブル席2つの狭い店内ですが、とってもイキイキとした活気のある店内です。

「並ばないとはゼッタイに入れない」

なんて友人の言葉にオドされて、開店前から並んでしまった小心者の私たち。めでたく一番ノリでした。

優しい奥様に案内されてカウンター席に座り、まずは前菜の冷製レバーをオーダー。これが複雑なお味だけど、独特の香りがあってサワヤカ。【鹵水】という八角や五香粉などいろいろなスパイスが入ったお醤油ベースのタレにつけて調理してあるのですが、かなりワタシ好み。

以前、香港1ヶ月間インチキ食留学をしていた時にはまったこの【鹵水】。香港のレストランに入ってこの文字を見ると、とりあえずオーダーしてました。識別はできるけど、未だ読めないこの漢字。

どなたか【鹵水】の読み方がわかられる方、オシエテクダサイ…。

で、

レバーの他にもガツの炒め物や、ハチノスの炒め物など内臓系をメインにオーダー。オドロキなことにこの“炒め物”達、まったく脂っこくないのです。ガツやハチノスもきちんと下処理がしてあって全然くさくない。絶品の上湯としっかり絡んでスゴイ旨みです。

私たちが内臓好きなのを察してか、奥様が「試作品です。」と持ってきて下さった大腸の炒め物も豆鼓がキイテテ濃厚激ウマ。

馬さんのお仕事スバラシイ。

人気のニラの焼き餃子はご主人が作ってくださったのですが、パリッとした皮の中にニラがたっぷりのちょっと小ぶりな餃子。ニラの割合が豚肉の割合より圧倒的に多いのですが、とってもジューシーでオイシイ。

ピータン入りのお粥にはこれまた絶品の上湯が使われているらしく、あっさりしているけど旨みがギュッ。レタス入りの炒飯はご飯がパラパラ。まったく脂っこくなく、ベタベタしてない。レタスの水分はどこへ行っちゃったのか教えて欲しいモノです。

「潮州料理って調理法は変わっているけど、あっさりした味付けなので日本人にも受け入れられやすい」という事前情報は仕入れていましたが、本当に受け入れまくりのワタシです。

馬さんの鍋振りも、ご主人のてきぱき振りも、奥様の笑顔もスバラシイ。

で、hanaの潮州の星の数 【★★★★☆】

実は…おいしいと評判のマンゴープリンがなくて、“本日オススメ”のモモプリンをオーダーしたのですが、それがオドロキの甘さでした。

モモ好きとしてはあまりの甘さに泣けました。

誠に申し訳ないのですが、次回はデザートを食べるまいと固く心に誓ってみた。

前菜に戻ってミミガーでも食べようっと。

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アノヒトは今

今朝起きてみると、

なぜかとっても懐かしい友人たちから続々とメールがきて「?」状態。

実は、本日7月12日(火)付けの朝日新聞に私のインタビュー記事がちょこっと載ったらしく、ケッコウな勢いでいろいろな方からご連絡を頂きました。

前職で一緒にお仕事をしていた方とか、そのまた前々職で一緒にお仕事をしていた方とか、ニューヨークで高校生活を共にした友人まで連絡してくれちゃったりして。

あー、私のことをちゃんと覚えてくれてるなんて、アリガタイ話ですとカンドウのアラシ。メディアの力ってスバラシイ。

トレンダーズというサイトに掲載されたトレンドリーダー紹介という記事から抜粋して、朝日新聞に載ってたみたいです。
トレンドリーダー紹介 【フードスタイリスト 稲井華子】

とりあえず、この場を借りてまだご連絡できていない方たちにもお礼をしてみようとちょっといい気になってみました。

アリガトウゴザイマス。

そういえば昨日、四谷三丁目の南昌飯店という中華料理のお店に行ったのですが、きっと本土からいらっしゃってると思われるサービスのお姉さんが「アリガトゴザマス」を連発。

中国酒飲もうと思ってたらオーダーしてないビールが運ばれてきたり、上海ちゃんぽんより先にデザートの杏仁豆腐がでてくるんだけど、「アリガトゴザマス」って言われるとなんとなく許せちゃう。

お料理が王道のチャイニーズでも、台湾の屋台ちっくでもいいんだもん。

「アリガトウ」の威力、恐るべし。

そして、朝日新聞さんのおかげで1日に2回もブログる快挙を成し遂げてしまいました。

アリガトゴザマス。

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